承継
思いで

生い立ち

田村は、京都の東映撮影所の近く、京都の大畑で生まれた。その後、嵯峨野に引っ越したが、9歳の時に父親を亡くした。田村は子供の頃、父の跡を継ぎたかったといい、そのことを知った父は喜んでいたという。また、父とは普通の父子のように手をつないで街を歩いたり、一緒に映画を見に行ったりすることはなかったが、毎年夏に宮津の旅館に行った時だけは、一緒に遊んだり、海で泳いだりしてとても幸せだったという。特に演技の影響を受けたわけではないが、母親から聞いた父親の生き方や俳優としての姿勢に、田村は影響を受けていたのかもしれない。成城学園中学校を経て、中学・高校時代はバスケットボール部に所属していた。

真面目で無口な性格

兄弟の中で、自分と父親が一番性格やキャラクターが似ているという。インタビューで父親の話をするときは、半沢さんという名前を使い、名優と言われる父親がいることを負担に感じていない。自分は自分、父親は父親だと言っている。自分が息子であるという意識はない。兄の亮さんは、正和さんのことを「真面目すぎて、テレビでプライベートを見せない」と言い、兄弟で会っても仕事の話はほとんどしないという。

俳優としてのキャリア

松竹の映画出身の田村は、"実は映画で失敗しているんです "と。これに対して、伊藤彰彦はこうコメントした。"不利な映画界に早くから見切りをつけ、テレビに軸足を移したことは、田村にとって幸運だった"
10年以上にわたって放送されたテレビドラマ「古畑任三郎」シリーズで古畑任三郎を演じる。その後、『古畑任三郎』第2シーズンの小津南平役、『さよなら、小津先生』でテレビアカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した。