承継
の想いでサイトは、 勝 海舟さまを承継するために作成されました。

勝 海舟は、日本の武士、政治家。日本の近代史最大の内戦戊辰戦争において即時停戦と江戸城無血開城を主張し実現させ日本の平和主義に貢献した。

勝海舟の肖像画

幕臣。長崎海軍伝習所に学ぶ。蘭学、西洋兵学を修得し、万延元(1860)年咸臨丸艦長として渡米。文久2(1862)年軍艦奉行並となる。元治元(1864)年軍艦奉行に就任、神戸に海軍操練所を開き、幕臣のほか坂本竜馬ら諸藩の学生、志士を教育。戊辰戦争では西郷隆盛を説得し、江戸城の無血開城に成功。新政府で、海軍大輔、参議兼海軍卿、元老院議官等を歴任。のち枢密顧問官となる。

享年75歳 、誕生日 1823年3月12日、命日 1899年1月19日
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関連リンク


お墓について
  • 墓所:洗足池公園 〒145-0063 東京都大田区南千束2丁目14−5
  • 勝海舟夫妻の墓【大田区指定史跡】 〒145-0063 東京都大田区南千束2丁目3
  • 戒名:大観院殿海舟日安大居士

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大切な方の思いで

生涯

  • 貧乏な暮らし
江戸本所(墨田区両国)で旗本の子として生まれます。父は旗本でも役職がなかったので、貧乏な生活を送ります。少年時代には剣術に打ち込み、寝る間も惜しんで稽古をしました。
結婚してからも貧乏な生活が続きます。
正月に親戚にもらった餅を持って帰る途中、両国橋で風呂敷が破れてしまいます。暗い夜道を、餅を探すものの、大人になっても自立できていない惨めさを感じて、結局、拾った餅を川に投げ込んでしまいます。
  • 咸臨丸(かんりんまる)でアメリカへ
1850年、27歳で蘭学塾を開いた勝は、ペリー来航を目の当たりにして、身分を問わない有用な人材の登用や軍艦の建造などを書いた「海防意見書」を幕府に提出しました。
それが幕府の目に留まり、31歳で目付海防掛に取り立てられます。 翌年には、長崎の海軍伝習所(かいぐんでんしゅうじょ)の生徒として勉強を始めます。1860年、37歳のときに、初の太平洋横断となる咸臨丸の艦長として、サンフランシスコに西郷との信頼関係
  1. 西郷隆盛との関係
1868年(45歳のとき)、戊辰戦争(ぼしんせんそう)の際には、軍事総裁として旧幕府を代表し、新政府軍のリーダー西郷隆盛(さいごうたかもり)と相談して江戸城無血開城を決めます。
維新後も明治政府の要職に就き、元老院議官(げんろういんぎかん)や枢密顧問官(すうみつこもんかん)を歴任します。
西郷への信頼は厚く、西南戦争で西郷が亡くなった後、勝は西郷の名誉回復に努めました。そのかいあって、西郷の名誉は回復され、上野公園の銅像設置に至るのです。


勝は「外交の極意(ごくい)は誠心誠意にある」をモットーにしていました。
外交でごまかしは通用しない、真心で相手にぶつかるべきである、という姿勢です。向かいます。
想いで

質素な暮らしから哲学

平沼真一さんが2023年5月27日に投稿
名言はその時の背景などを調べるとより意味が深くなります。
  • 行いは己のもの。批判は他人のもの。知ったことではない
  • 大事をなすには寿命が長くなくてはいけないよ。
  • 事を成し遂げる者は愚直でなければならぬ。才走ってはうまくいかない。
  • 人間、数ある中には、天の教えを受ける勘を備えている者がある。
  • 男児世に処する、ただ誠心誠意をもって現在に応ずるだけのこと。あてにもならない後世の歴史が、狂と言おうが、賊と言おうが、そんな事は構うものか。
  • 時勢の代わりというものは妙なもので、人物の値打ちが、がらりと違ってくるよ。
  • 人の一生には、炎の時と灰の時があり、灰の時は何をやっても上手くいかない。そんなときには何もやらぬのが一番いい。ところが小心者に限って何かをやらかして失敗する。
  • 世の中は平穏無事ばかりではいけない。少しは不平とか不満とか、騒ぐもののあるほうがよい。
  • 大抵物事は内より破れますよ。
  • 勝ちを望めば逆上し措置を誤り、進退を失う。防御に尽くせば退縮の気が生じ乗ぜられる。だから俺はいつも、先ず勝敗の念を度外に置き虚心坦懐事変に対応した。
  • 自分の価値は自分で決めることさ。つらくて貧乏でも自分で自分を殺すことだけはしちゃいけねぇよ。
  • 行政改革というものは、余程注意してやらないと弱い物いじめになるよ。 肝心なのは、改革者自身が己を改革する事だ。
  • 何でも大胆にかからねばならぬ。難しかろうが、易しかろうが、そんな事は考えずに、いわゆる無我の境に入って断行するに限る。
  • やるだけのことはやって、後のことは心の中でそっと心配しておれば良いではないか。どうせなるようにしかならないよ。
  • いつ松を植えたか、杉を植えたか、目立たないように百年の大計を立てることが必要さ。
  • 生業に貴賤はないけど、生き方には貴賤がある。
  • 敵は多ければ多いほど面白い。
  • 世の中に無神経ほど強いものはない。
  • 急いでも仕方がない。寝ころんで待つのが第一だと思っています。
  • 事、未だ成らず、小心翼々。事、まさに成らんとす、大胆不敵。事、既に成る、油断大敵
  • コレデオシマイ

勝が精いっぱい生きて、やるべきことをやり尽くした最後の言葉と感じます。