「家族史」デジタル化と保存場所

従来の家族史は紙媒体(もの)や記憶の伝達でした。そのため、人から人へ記憶として語り受け継がれていたものがほとんどです。また、家系図を戸籍や寺院情報から調べて作成した「家系図」「思い出写真」も紙媒体のため、家じまい、災害、継承者がいなくなるという問題がありました。近年では、インターネットが普及し家族史を、デジタル化して一括管理し未来につなげることが出来るようになりました。

目次

従来の家族史は紙媒体(もの)や記憶の伝達でした。そのため、人から人へ記憶として語り受け継がれていたものがほとんどです。また、家系図を戸籍や寺院情報から調べて作成した「家系図」「思い出写真」も紙媒体のため、家じまい、災害、継承者がいなくなるという問題がありました。近年では、インターネットが普及し家族史を、デジタル化して一括管理し未来につなげることが出来るようになりました。

追悼サイト(想いで.com) は、世界70万人が利用し、350万もの「想いで」を保存するサービスです。ワープロ入力のように家族史を写真と作成しウェブサイトとして保存することができるのが特長です。また、家族史の作成を寺院・霊園・石材店をなどに委託することも可能になりました。

家族史のデジタル化保存

家族史のデジタル化の保存はメリット・デメリットがあります。しっかり理解してスタートしましょう!

メリット

  • スマホで撮影した写真などがそのまま使える
  • 文字数などにとらわれずに多くの情報を保管可能
  • 保管スペースが不要
  • 引き継ぐ人が不要
  • 災害時などの紛失などから守る

デメリット

  • 紙媒体で保存しているものは、デジタル化が必要
  • ウェブサイトの作成が必要
  • 閲覧にはスマホなどが必要
  • 永代保存のために信頼のおける業者が必要 (またはウィキペディアなどでのバックアップ)

紙媒体の保存も忘れずに!

下記の2種類の電子ファイルがあり、私たちは、電子化ファイルの元となった「家族史」「写真アルバム」「家系図」などの原本保存も大切であると考えています。

1)もともと作成した時点から電子ファイルであるもの

2)紙媒体をスキャンしたりデジカメ保存したりした電子化ファイル

家族史ウェブサイト作成してみよう!

コンピュータの知識がなくても、ワープロで記入するのと同じように作成できます

まずはこのサイトで無料でトライしてみましょう!

サンプルサイト)

注意:必ず下書きをワードなどの文書作成ソフトで作成し家族史ウェブサイトに文章を貼り付けてください。ウェブサイトに直接打ち込むと、誤操作により大切な思い出の文章が無くなるリスクがあります。また、ウェブサイト作成中は、ウェブサイトを非公開(もしくは共同作成者[招待者]との限定公開)にするのが良いでしょう。

1)トップページをつくろう

この部分は、家系の歴史として 「家の由来」、「初代から代々の足跡」、「暮らした土地や建物」などを自由にメッセージで追加してください。またここでは、家族会・追悼イベントなどを追加することにより親族関係者への連絡網としての使用が可能です。

「追悼」のタブ)の機能:

  • 親族メール登録により自動お知らせ
  • QRコードでお知らせ機能

⋆詳細は「思い出」タブで写真とともに残すことができます。

2)家族史・人生史・家系図をつくろう

家族1人に対して、1つブロックで作成します。1ブロックは「写真」と「メッセージ」の組合せです。 また、紙媒体で作成した家系図は、写真に撮りデジタル化してこのページで保存できます。

(人生史のタブ)ーブロック内のメッセージ:

  • 「メッセージ」の内容:生い立ち→幼少期→成人期(仕事・趣味)→シニア期+エピソードを写真と加えて簡潔に作成 (後でいつでも変更追加可能ですので下書きから始めてください、また招待機能により共同作成も可能です。)
  • 生まれた場所や・ゆかりの建造物・家族に関係する資料はリンクを作成することが出来ます。
  • ブロックで作成された人で、さらに詳細を追加したい場合は個別に「追悼サイト」を作成してリンクすることができます。⋆またウィキペディアなどのウェブページを作成しリンクを張ることも可能です。

 

全ブロックをまとめると家系図が完成:

  • 伝統的な家系譜のスタイルの家系図横系図式をイメージしてください。横家系図は右から左ですが、ここでは上では上から下となります。 これはで系図を巻物に右から左(ネットの場合は上から下)に書き綴るイメージで、いくらでも長いもの作成が可能です。
  • 分家となる、子供の情報は生母(妻)の中に追加。もしくはブロックで詳細追加作成も可能です。

3)写真を追加しよう

家紋・会社ロゴマーク・古い家の写真、先祖代々のお墓の写真、会社建物など、家族に関係する写真を無制限に追加保存することができます。 家族の写真アルバムはデジタル化して全てを「アルバム」タブ内で保存できます。 スライドショーの機能がありますので、保存した写真を映して家族会などの時の家族史(ファミリヒストリー)の紹介になります。

4)思い出タブ

この中では家族の伝えたいエピソードやメッセージを綴ります。写真とメッセージを1つのブロックとして追加します。

思い出のタブ)ー内容例

  • 家の始まり
  • どんな危機を乗り越えてきたか?
  • 家業の説明(なぜ会社を始めたのか? )
  • みらいに継承するもので無形のもので引き継きたいもの?
  • 祖先が導くもの?
  • 未来のためにエピソードを残す?

まとめ

家族史の作成・保存が、追悼サイトを使うと簡単になります。実際に作成してみて下記を確認ください。

家族史ウェブサイト 

  • ワープロ感覚で、簡単に家族のウェブサイトを作成できます。従来のウェブサイト作成はコンピュータのプログラム、ドメイン取得、ホスティングサーバ用意、ウェブサイトの管理などのが必要でしたが、これらの複雑なことから解放されます。

 

家族史の永代管理

  • 追悼サイト(ネット墓)は、地域ごとに長い歴史を持つ石材店や寺院・霊園が管理を担当していますので、必要に応じたサポートも受けられます。
  • このインターネット上の霊園(メモリアルバーク)は、既に世界ネット墓19万基を持ち、350万以上の「想いで」お預かりする世界最大級のものです。

 

個人情報保護

  • 従来のウェブサイトはプライバシーの問題がありました。追悼サイトは家族の大切な思い出を保存するサイトとして、招待者限定公開モードを選択できるようになっています。

 

ITが苦手な方でも、「おまかせタイプ」は数万円から手軽に家族史・自分史のウェブサイトを想い、地域の寺院・霊園・石材店パートナーが作成します。これであれば、将来に発生する、内容修正や追加項目もサポート可能です。