承継
軌跡

(後継者問題・・現代にも通じる)

極めて安定した優秀なカードメーカーとして、昭和初期には全国にその名が知れ渡るようになったが、年老いた房治郎には跡継ぎとなる息子がいなかった。

そこで1929年(昭和4年)、最も優秀な従業員だった金田積良を婿養子として迎え入れた。
金田から山内となった積良は、任天堂2代目店主となり事業を受け継いだ。