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追悼サイトは、ウェブ上の“お墓”として先祖・故人のデジタル化したデータを残すことができるため 海外では、多くの方々が建立しています。ここでは気になる、ネット上の永代墓の考え方です
スマートシニア
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シニアが自分らしく暮らせる社会を「デジタル化」でサポート

米国では、追悼サイトは「オンラインメモリアル」と呼ばれ、従来のお墓・供養塔では利用できなかった ”デジタル化” した「故人・先祖への想い、感謝」を保存し残すことができるため「ネット上のお墓」として急速に普及しました。 
 
普及の理由は、主に下記の3つがあります。
 
  1. 想い出がデジタル化(デジタル化遺影・写真・ビデオ・人生史・メッセージなどが増加)
  2. 安価で簡単に建立(故人・遺族の想い出をネット上に無料からタイムカプセル化出来るニーズ)
  3. 管理不要な永代墓 (生前墓・おひとりさまなどの理由で、管理コスト・墓守不要なお墓が必要)
このように追悼サイトは、ウェブ上の“お墓”として先祖・故人の「遺影、写真アルバム、ビデオ、家系図、人生史、メッセージ」などデジタル化したデータを残すことができるため、 海外では、多くの方々が永代墓として建立しています。しかし、実際にこのネット上のお墓の安置期限はどのくらいの期間なのでしょうか?

永代供養墓とは

従来、永代供養墓では永代費用を寺院や霊園に支払うと(10万~150万円)、遺族の方に代わって、お墓は霊園や寺院が永代に渡って全て管理し、子孫がお墓を継承する必要はないとされてきました。この場合は寺院や霊園によって安置期限が17回忌、33回忌、50回忌などとなります。契約期限が切れると遺骨は合祀されますが、これも決まりはなく遺骨を土に埋葬する、遺骨の一部だけを骨壺に入れて残りは土に埋葬するなど、さまざまな方法となります。
 
永代供養墓には、合祀型、納骨壇型、納骨塔型、霊廟型、ロッカー型・自動搬送式納骨堂 など様々な種類と形式がありますが、近年ではお墓の跡継ぎがいない方や、子供や孫に自分が死んだ後にお墓のことで迷惑をかけたくないか方が多く、生前にこの永代供養墓を購入される方が多くなっています。
 

ネット上の永代墓の利用

ネット上のお墓は、追悼サイト(オンラインメモリアルサイト)などと呼ばれ、故人・先祖のお墓をインタ―ネット上の仮想空間に作成します。その中には、デジタル化した弔辞、人生史、遺影写真などが記録されており、生前に自分のメッセ―ジ・写真(遺影)・ビデオなども追加することもできます。
この仮想空間に作られたお墓は、2010年頃から米国で一般の人の利用が始まり、海外では既に1,000万以上の故人・家族が活用しています。

お墓の安置期限

一般的な永代供養墓と比較し、ネット上の永代供養墓の安置期限は、ネット上のホームページの存続期間となります。寺院は霊園と同様に、ネット上の永代墓も各社の契約(利用規約)で保存期間は決めているところが多いです。世界には、民間・公営を合わせて30社(団体)以上がネット上のお墓を運営しており、それらの利用規約はまちまちです。
他にも、物理的な永代供養墓と比べ、ネット上のお墓は下記の特長があります。

追悼サイト100年以上継承のため

「追悼.com」の永代墓の取り組み
トップシェア:   追悼.comは国内スマートシニア社が、米国トップ企業のライセンスを受け運営しており、日本国内で作成していただいた追悼サイトは、世界280万人以上の方々が利用しているプラットフォームに同様に保存されます
 
実績:   民間経営の追悼サイト(オンライン・メモリアルサイト)としは、追悼.com のプラットフォームが一番古く 2008年にサイトが米国でスタートしています。よって使用されているシステムは、既に13年間の実績がある老舗として、会員数も280万人と業界トップのため存続は他社と比較して優位です。
 
コストの優位性:   保有追悼サイト数が多い会社は維持費用が安くなるため、維持コストを低く抑えることができています。
 
遺族で保存:   運営会社が無くなっても、ファイル保存していれば何時でも建立可能。ネット上のお墓は、ウェブサイトを構成するコンピュータのファイルで作成されています。このことは、お墓を自分で簡単に保管できるというメリットがあります。つまり、遺族がUSBドライブ・クラウド上のストーレジに保存することにより永代安置できます。そして必要な時に、ウェブサイトのホスティング会社に依頼して閲覧可能にできます。
 
故人への敬意:   私達関係者もネット上のお墓を持っています。自分も入るこのネット上のお墓を後世に先祖・家族を伝え・弔い・受継ぐために、「永代」という課題に自分の事として真剣に取り組んでいます。(想い)
 

まとめ

近年は、デジタル化した遺影・写真アルバム・ユーチューブ動画・SNSメッセージとして後世に伝えたいものが多くなっています。追悼サイトを作成することで「先祖や家族への想いが強くなった」とのコメントをいただくこともあり、ご遺族のお子様やお孫様にとってはスマホでアクセス出来るネット上のお墓が喜ばれています。
つまり、「ネット上のお墓」も建立することで、今までの墓石に彫った文字以外の情報が伝えられるのも、お墓のデジタル化のメリットです。
 
一方で、ネット上のお墓は、永代供養墓の保存期間を心配されます。 現時点では、寺院や霊園と同様に安置期間は会社存続期間に関係するため、ネット会社の存続が保存期間となると寺院と比べて安置期間が短くなると懸念されます。 
しかし、ネット上の永代墓の大きな違いは、お墓がファイル保存できるという技術です。これは、寺院・霊園・お墓の運営会社に依存することなく、ファイル保存でき、必要な時に閲覧可能にするものです。仮想空間のお墓は、誰でも保管でき、共通ファイルのため 自分でもネット上にアップできるということです。このことは、ファイルが存続すれば、運営会社に依存することなく永遠に存在する永代墓になるという事です。 
この簡単に保存できるお墓は、「子や孫に墓守りの手間や金銭的負担をかけたくない方」、「おひとりさま・お子様の入ない方」など 墓守を心配することのない生前永代墓として一つの選択肢になれば幸いです。
追記:技術のはなし:   万が一、運営会社が無くなっても、作成いただいた追悼サイトが存続・継承できる仕組みを検討しています。これはブロックチェーン上の追悼サイト(zil)です。すでに弊社では米国でこの“永久に消えないウェブサイト”の開発がスタートしています。コスト的には、この追悼サイトをカプセル化し保存することにより初期費用だけで永久保存できるものになります。
この新技術は政府が2021年から取り組む ”デジタル円” ”USDC:デジタルドル” と同じブロックチェーン上での運用を目指し、通貨存続期間は安置期限が保証されるため、米国Protocol Lab社のIPFSとFileCoinを活用しトライしています。 

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最近では、有名人が亡った後に所属事務所などがインターネット上に「追悼サイト」を立ち上げるケースが多くなっています。欧米では、2009年に亡ったアップル創業者のスティーブジョブズさん、国内でも野球の野村監督(3月に追悼サイト閉鎖)、俳優の三浦春馬さん、最近では料理家の高木ゑみさんなどがあります

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死亡記事や、死亡広告は急速にデジタル化が進んでおり、 一般の方もメモリアルサイト(追悼サイト)デジタル版が盛んです。遠方にいる方や連絡を取りづらい方にも、著名人と同様に人物評伝をしっかりと書き、追悼記事訃報や葬儀の情報を知らせる手段としてとして普及しつつあります